出逢い体験談

あの頃、僕はまだ高校に入学したばかりだった。自分で、「僕はゲイだ」と気付いていたけど、周りには内緒。何の気なしにゲイの出会い系サイトを見ていたら、掲示板で「¥します」を見つけたんだ。ジャリ専らしい。僕はフケ専ではないけど、おこづかいが欲しかったのでとりあえず連絡。年齢は自称53歳。何も気にしないらしく、頭はボサボサのフケだらけ。1週間くらいお風呂に入ってなさそうな、猛烈な臭い。連れて行かれたアパートの部屋も、ゴミだらけで、床に足をつけてるのも嫌なくらいで最悪最低。絶対、触られたくないし触りたくない・・・そう思っていると、彼がしゃべりだした。100%モテないであろうその人は、小さな作業場で働いているそう。要は、誰にも相手にされず、仕事以外にすることもなく、寂しさとうっぷんがたまって、掲示板に投稿した、ということ。彼とSEXする気はさらさら無かったから、それからは部屋で会わないように、ご飯を食べに行ったり、カラオケに行ったり。もちろん費用は彼もちで、帰る時には毎回10,000円くれた。嘘をついて、あさって誕生日だと話すと、当日はブランド物の財布と3万円もくれた。最初はいい金ヅルだと思っていたけど、さすがの僕も2ヶ月くらい経つと会うだけでお金をもらうのに罪悪感がでてくるし、彼もおかしいと気付いたのか、執拗にSEXを迫ってくるようになったんだよね。面倒くさくなったから、「引っ越しするからもう会えない」とメールして、それっきり無視するようにしたんだ。ある日、その掲示板でまた彼が書き込んでるのを見つけたけど、誰か相手は見つかったのかなぁ。あの時の僕は若かったな・・・と社会人になってからも、ふとした時に彼のことは思いだす。今の僕なら、当時のお詫びに、一回くらいSEXしてあげてもOKだけどね。